World ID Credentials完全ガイド
マイナンバーカードやパスポートでWorld IDを認証する方法
1. Credentialsとは
World ID Credentialsは、NFCチップを搭載したマイナンバーカードやパスポートなどの 身分証明書を使って、World IDを認証する機能です。
ポイント
Orb認証が近くにない場合でも、手持ちのマイナンバーカードやパスポートでWorld IDの認証レベルを上げることができます。
重要な違い
Credential認証は便利ですが、Orb認証(虹彩スキャン)とは異なり「1人1ID」の厳密な一意性保証はできません。同じ書類で複数アカウントの作成を完全に防ぐことはできないため、Sybil耐性が必要なサービスではOrb認証が求められます。
主な特徴
スマホで完結
NFC対応スマホがあれば、自宅で認証可能
プライバシー保護
ゼロ知識証明で必要な情報だけを証明
グローバル対応
日本を含む多くの国のパスポートに対応
WLD獲得
Credential認証でもWLDを受け取れる
2. 対応書類と対応国
対応書類
マイナンバーカード(日本)
日本で発行されたマイナンバーカード。通知カードは非対応。
NFC対応パスポート
2006年以降に発行された多くのパスポートが対応しています。
対応国・地域
Credential認証は以下の国・地域で利用できます。対応国に居住している必要があります。
※ 対応国は随時拡大中です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
3. 認証の手順
マイナンバーカードとパスポートで手順は同じです。暗証番号などの入力は不要です。
World Appを開く
World IDタブを開き、「Add Credential」(クレデンシャルを追加)をタップ
書類を選択
認証する書類として「My Number Card」または「Passport」を選択
NFCでスキャン
マイナンバーカードまたはパスポートをスマホの背面に当てて、NFCで読み取り
認証完了
認証が完了すると、World IDにCredentialが追加されます
4. プライバシーとデータ保護
データは端末内のみに保存
Credentialに必要な情報はすべてあなたのスマートフォン内のPersonal Custody Packageに暗号化されて保存されます。 World Foundation、Tools for Humanity、その他の第三者は あなたの身分証明書のデータにアクセスできません。
ゼロ知識証明による選択的開示
Credentialを使って認証する際、必要な情報だけを証明できます。
例:年齢認証
「18歳以上である」という事実だけを証明。生年月日、氏名、住所などの個人情報は一切開示されません。
5. 活用例
年齢認証
お酒やタバコの購入、年齢制限のあるサービスの利用時に身分証を見せずに年齢だけを証明
WLD Airdrop
Credential認証でもWLDトークンを受け取れます(Orb認証より少額)
サービス認証
World ID対応サービスでの年齢確認や本人確認
国籍証明
特定の国のパスポートを持っていることを証明(個人情報は非開示)
6. Orb認証との違い
| 項目 | Orb認証 | Credential認証 |
|---|---|---|
| 認証方法 | 虹彩スキャン | マイナンバーカード/パスポートのNFC読み取り |
| 認証場所 | Orb設置拠点に行く必要 | 自宅でスマホのみで完結 |
| WLD獲得量 | 多い | 少ない |
| 一意性保証 | 生体情報で1人1ID保証 | 厳密には保証できない |
| 年齢証明 | 不可 | 可能(ゼロ知識証明) |
| 必要なもの | World App、本人 | World App、NFC対応スマホ、対応書類 |
両方の認証を組み合わせる
Orb認証とCredential認証は併用可能です。Orb認証で「人間であること」を証明し、Credentialで「年齢」や「国籍」を追加で証明することで、より多くのサービスを利用できます。
7. トラブルシューティング
NFCが読み取れない
- • スマホのNFC機能がオンになっているか確認
- • マイナンバーカード/パスポートカードの位置を少しずらして再試行
- • スマホケースを外して試す
- • 読み取り中はマイナンバーカード/パスポートカードを動かさない
パスポートが非対応
- • 2006年以前発行のパスポートはNFC非対応の可能性
- • 表紙にNFCシンボルがあるか確認
- • 対応国リストに含まれているか確認